――― Marky on the WEB 2003/3/16 ファシリテーターのもつ技のひとつに、ファシリテーショングラフィックというものがある。もともと市民参加のまちづくりや公園づくりなどの場面でよく活用される技法だ。今回福岡でおこなったミーティング・ファシリテーター入門講座では、はじめてファシリテーショングラフィックを導入することになった。 左手に4本ほど色のちがうマジックをにぎり、つぎからつぎへと参加者の発言や意見、どういう研修の流れになっているのかなどを書いていく。見てみると実に色分けがうまかったり、途中途中で、かわいいアイコンなどが入ったりして面白い。とくに意見が分かれたときや、横道にそれたときなどはそのプロセスがよく残っているので振り返りやすかったです。 参加者も僕もそのすごさに驚いて、簡単に15分ほど志賀さんにファシリテーショングラフィックの基礎についてお話しいただいた。お話しをきいていると、これだけで1泊2日の研修を組めそうな内容なので、さっそく5月17?18日には東京にてファシリテーショングラフィックに関する講座を行うことにしました! なんと私、マーキーと、志賀さんのダブルファシリテーターですすめていきたいと思います。 これまで6回ほど、ミーティング・ファシリテーターの「入門」講座をやってきたわけですが、ようやく中級講座を実施することになりました。ファシリテーショングラフィックという技術を、参加型の会議に活かすとしたらどんな活用ができるのかを、実習を通じて学ぶ時間にしたいと思います。 ふつう、ファシリテーショングラフィックというのは模造紙を何十枚も使うのですが、普段の会議では、そうそう模造紙を使うわけにもいきません。5月の講座では、模造紙をつかったファシリテーショングラフィックに加えて、ホワイトボードの活用法、A3,A4サイズの紙でのファシリテーショングラフィックなども探求できればと、現在企画中です。 日にちは5月17?18日。東京は日野市のラサール研修所(いつものところ)にで行います。近々お知らせするので、関心のある方はぜひご参加ください。 また、その5月の中級講座に先駆けて、4月には東京で入門編を実施することにしました。さらにうれしいことに、過去の受講生に紹介いただいて、6月には田貫湖ふれあい自然塾と協力して静岡にて入門編を実施することになっています。まだご参加いただいていない方はぜひ、一度足を運んでください。 |