――― Marky on the WEB 2010/02/11
だそうです。え? プロボノって何? たしかそんな名前のバンドがあったよな〜なんて思ったあなた。はい、私もはじめそう思いました。そうじゃなくって、なんのことかというと… プロボノというのは、pro bono publicoというラテン語。「公共善のため」という意味とのこと。アメリカなどでは弁護士さんが、社会的活動のために無償で動くということを指すようです。転じて、色々な道のプロが自分の仕事上のスキルを社会のために無償で差し出すこと、を言うようです。ようは自分の専門性を活かしたボランティアってことですかね。 そんなプロボノが注目されはじめています。去る2009年12月には「プロボノフォーラム」というのが原宿で開催された模様。僕は参加できなかったのですが、そのレポートを見て、なるほどーと思いました。 300人以上も参加したこのフォーラムの終盤には、各自が自分の専門性を「毎月何時間×12ヶ月で年間○時間をプロボノ時間とします!」と宣言したもよう。これに一般的なサラリーマンの時給をかけ算すると、そのイベントに集まった人たちだけで、合計1億円近い価値を社会に提供しよう!という話になったようです。うーん、なんとも。自分の持っている能力を活かして、本業とは違う切り口で、世間の役に立ちたい、と思う人は一定数いるようです。 影響されやすい僕は、さっそくプロボノ宣言します。ま、そういえばカッコイイけど、自分の専門を生かしたボランティア=「ただ働き」っていうことね。うーん、そういわれると、これまでもやってきました。かねてから僕が関心を持ってきた環境問題の分野とか、NPO法をつくり支える活動とか。自分のボランティアとしての活動も今年で15年の節目。長年関わってきた国際青年環境NGO・A SEED JAPANの理事を卒業するタイミングとなりました。 同時にファシリテーター事務所を立ち上げて7年。それなりの専門性を高めてきたところです。そこで、自分の専門性=ファシリテーション を活かしたプロボノを宣言して、自分の活かし先を、オープンに公募してみようと思いました。 <青木将幸のプロボノ宣言2010> ファシリテーションを仕事にしている青木将幸は、月々10時間×12ヶ月=年間120時間程度を、プロボノします! 社会的に必要だけれど、必ずしもお金にならない・専門スキルなんかなくて手探りでやっている公益活動というのはたくさんあります。そんな活動のために、自分の専門スキルを活かそうと思います。 「うちの活動にこそ、ファシリテーターが必要だ!」と思った方、分野・地域を問いません、全国どこからでもコンタクトをしてきてください。謝金はいっさい不要です(遠方の場合は何かの都合でそこによれるなど工夫します)。 状況をお聞きして「これはぜひプロボノしたい!」と思ったら、ファシリテーターとして、プロのクオリティで仕事をします。理事会の進行から、新規事業のアイデア出しの会議、仲間割れしたチームを立て直すミーティングや、地域の方々を集めた寄り合いまで、人が集い、語り合う場であれば、どんなシーンでも進行させて頂きます。 こんな僕を、ぜひ活用してください。 とくに、毎月の月初め、1日(1/1をのぞく)は仕事の予定を入れず、青木将幸のプロボノ・デーとして予定を空けておくようにします。毎月をプロボノでスタートするなんて、気持ちいいじゃありませんか! 一ヶ月の仕事に、刺激的なスパイスを頂く意味でも、これまでにコンタクトがなかった分野からも、依頼を歓迎します。 連絡先はoffice@aokiworks.net お気軽にコンタクトください |