——— Marky on the WEB 2010/11/29
ここ最近、MM法を使って会議を進行することが増えてきました。MM法というのは(みんなでつくるミーティング法 英語名:Member oriented Meeting method.)という、青木が考えた会議手法。 とってもシンプルで、かつ面白い。メンバーの主体性がいかんなく発揮され、絶対に(?)眠くならない会議の方法です。 MM法の特徴は、「全員が、ひとつずつ、議題を持ち寄る」という構造にあります。通常の会議だと、会議の議題を整えるのはリーダーや、組織の中心メンバーの仕事だと思います。が、MM法では、どんなに日の浅いメンバーでも、ひとつ議題を出します。「今、このメンバーで、本当に話し合いたいこと」を議題にして話す。すると、自然と会議は白熱するものです。 もう一つの特徴は、「その議題の時間は、議題を提案した人が、進めたいように進行してよい」という点。交替で進行役というかリーダー役をつとめることになります。これがまた、面白い。
MM法は、会議のシーンのみならず、宿泊型の研修会や、キャンプ、夢を語り合う機会、ダイアログ、ちょっとした近況報告などのシーンでも活用可能です。 MM法をインターネットで検索すると、 北海道 や奈良、山梨、佐賀などでも、このMM法を活用していただいている模様。うれしい限りです。愛媛大学ではFD(ファカルティデベロップメント=大学の教員の教え方をもっと上手にしようよ!みたいなこと)の担当者必携マニュアルにまで、いれて頂いています。 今回、とある方から「インターネットで検索しても、MM法の進め方が出てこないよ」というご指摘を頂き、ここでアップしておこう!と思ったわけです。特に版権とか、著作権とかを主張する類のものではないと思うので、みなさんどうぞ、ご自由にアレンジして活用して下さい。 また、やってみての感想とか、こんなアレンジもできたよという後日談を聞かせていただけると、開発者としては本当にうれしいもの。いつかそんなおたよりが来るのを、のんびりお待ちします。
みなさんの身の回りのミーティングが、楽しく、白熱し、よきものでありますように。
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