――― Marky on the WEB 2011/10/03
ただいまの寄付金の合計は、 162,000円 です(2012年3月30日現在) 随時、熊野にいる仲間たちにニーズを聴いたり、相談しており、さっそく使い道を決めています。 どんな風に役立っているか、以下、報告ます。
プロジェクト1:熊野復興応援観光プランの作成 実施者:み熊野ねっと さん まず始めに考えたのが、熊野から情報発信をしていこう、ということです。台風12号の被害が報道されると「熊野で何が起きているの?」「今、どうなっている?」という問い合わせをたくさん頂きました。中には「何かしたいけど、どうしたらいい?」という問い合わせも増えています。寄附金や支援物資を送ったりすることも、大変よいことですが、同じぐらい、現地に足を運んで頂くことこそが、大事なこと。ボランティアでも観光でもいいので、ぜひ、熊野に足を運んでいただきたいと思いました。現地に人が行って、そこで食事をし、宿泊をし、お土産を買い、現地の人との交流があるなかで、熊野がもう一度立ち上がってゆくといいなと思うのです。(実際に、熊野三山近くの観光客は激減し、宿もお土産やさんも、みんな困っている)。 熊野復興応援プラン http://www.mikumano.net/plan/index.html このプランを参考に、紀宝町、本宮、新宮市熊野川町においでいただき、復興にご協力いただければと思います。自分で汗を流してボランティアをするプランもあれば、ゆったり観光するプランもございます。 いまだ道路状況の悪い中、熊野を動いてまわり、最新情報を集め、上記のサイトをつくり、運営をしていただく経費として、まずは3万円を使わせていただきました。てつさん、素早い対応ありがとうございました。初期段階のよい情報発信になったと思います。
プロジェクト2:農地復活のためにユンボを買おう! 実施者:新宮市熊野川町在住の柴田さんほか有志 今回の台風12号の影響で、僕の出身地、新宮市に大きな被害がありました。とりわけ、新宮市熊野川町の被害は甚大で、家屋、道路、農地へのダメージがすごいです。道路や生活家屋については、行政やボランティアが入れるのですが、農地については、なかなか支援の手が入りにくいとのこと。とりわけ農業をやっている人が高齢で「こんなに泥が入ってしまっては、どうにもならない」というあきらめる声も。そこで、熊野川町に住む、農的ワカモノ柴田さんはじめ有志の何名かが、皆で寄付を集めて、ユンボを1台購入し、それを使って、あちこちの農地を復活させるプロジェクトをはじめました。 行政などが手のとどかないところの柔軟な支援をするのが、主旨ですので、今回、いただいた復興のための支援金のうち5万円を、拠出させていただきます。近日中にこのプロジェクトのWEB報告ページもたちあがる予定です。 プロジェクト3:熊野復活に向けて、お店を出そう! 実施者:熊野鼓動さん み熊野ねっとさん
熊野三山のひとつ、本宮大社前のメインストリートも、今回の台風で、とっぷりと水につかりました。(当時の様子)。そこで、お土産物屋さんとかも、完全に浸水し、営業をあきらめざるをえなくなったところも出てきたのです。空いてしまった店舗がメインストリートにあるのも、なんだか悲しい。なんとかして、熊野復興のきざしとしたい!と考えた、本宮町の方々が、期間限定でお店をつくることにしてみました。その名もSAVE KUMANOショップ! 10/17オープンにこぎつけるよう、必死の準備中です。準備中の様子はコチラ。地元の新聞にもとりあげられたようです(紀伊民報)。 プロジェクト4:那智勝浦町での災害ボランティア活動を継続する有志を応援! 実施者:with!さん 今回の災害で、大きな被害が出た場所の一つ、那智勝浦町。那智の滝で知られるこの町にも、災害ボランティアセンターが立ち上がり、全国から多くの人が駆けつけました。一段落した10/16を持って、災害ボランティアセンター自体は閉鎖となり、その後は、地元の登録ボランティアの活動がメインになっています。 以上です。
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