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青木将幸ファシリテーター事務所

 


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「場づくりという冒険」出版記念イベント
青木将幸と藤本遼の場づくり合宿@淡路島
2020年5月16-17日 @ 淡路島
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「場づくり」ができるって、すごいことだな、と思う。

たとえば、自分が住んでいる地域や、育った地元をなんとかしたいと思った時。
自分ひとりで頑張っても、できることには限界がある。
いろんな人が集まって、いっしょになって何かを考案したり、
試してみたり、乗り越えたりできる場づくりができるって、すごいこと。
それは、いろんな人の可能性をひらくこと。
持ち味を活かして、それぞれの本領が発揮される状態をつくること。

「場づくり」をするとき、大切にすべきことは、なんだろう?

そんなことを考えていたら、
友人の藤本遼さん(通称:りょうちゃん)が
『場づくりという冒険』という本を出版するよ、って話がきこえてきた。

りょうちゃんは、尼崎を拠点に場づくりをしている。
「ミーツ・ザ・福祉」や「カリー寺」といった場づくりを展開してきた彼は、
僕が知る限り「場づくりの才能あるって、すごい!」と思う若手ナンバーワンだ。

僕自身、長年、
ミーティング・ファシリテーターとして小さな家族会議から、 大きな国際会議まで、
あらゆるジャンルの会議・話し合い・ミーティングの進行役をつとめてきた。
1回1回の会議も、小さな意味では場づくりとも言えるが、
りょうちゃんが見ているのは、
もう少し長いスパン、深いレンジの「場づくり」のような気がする。

せっかく本も出るし、じっくりと藤本遼を味わう機会をつくってみたい。
そう思って「5月ごろ、何か一緒にやらない?」と声をかけると二つ返事でOKしてくれた。

場所は、淡路島。目の前が海の宿泊施設で、
じっくり「場づくり」を深めたいと思います。
1泊2日の合宿です。
初日は、藤本遼さんのお話しをききながら、
「場づくりで大切にしたいことって、なんだろう?」を深めます。
2日目は「これから、どんな場づくりをしてゆきたい?」を話し合い、
実際に青木や藤本と、いくつかの場づくりを企画・創出してみよう、というイメージです。

「場づくり」に関心ある方、これからやってみたい方、
すでに自分なりの場づくりを手がけていて、それらを深め・かけ合わせしてみたい方の参加を歓迎します。

青木将幸(ミーティング・ファシリテーター)

■日時 2020年5月16日(土) 11:00から17日(日)16:30までの1泊2日
※神戸三宮を9:00に出る高速バスにのれば間に合う時間です。
終点の「陸の港西淡」までバスで来て頂きます。
そこからタクシー乗り合わせかスタッフの車で会場まで15分ほどです
※東京、名古屋方面からは新幹線の始発にお乗りいただければ参加可能です
※自家用車での参加も可能です

■場所 国立淡路青少年交流の家 音楽室
https://awaji.niye.go.jp/access/

■参加費 15,000円(プログラム費、宿泊費、食事代含)
※経済的な理由で参加が難しい方は事務局までご一報ください。
 集客の状況によりますが、
 学割、分割、あてにならない出世払い、
 事前や当日のお手伝いで割引するなど、なるべくご相談に応じます。
※遠方の方で、前泊・後泊等検討なさっている方は、事務局までお問い合わせください。
※小さなお子さま連れ、家族やカップル参加、特別なニーズのある方の参加も歓迎。
 お気軽にお問い合わせ下さい。

■プログラム
《1日目》
11:00 オープニング・チェックイン
12:15 ランチ
13:30 「場づくりってなんですか?どんなことしてるんですか?」
15:15 おやつ休憩
15:30 意見交換
16:50 夕べのつどい(施設行事・全員参加)
17:15 夕暮れの浜辺に出てみよう
18:30 夕食・お風呂・夜の語らい合い

《2日目》
  8:00 朝食・宿泊室の返却
  9:00 2日目のはじまり
  9:30 ここにいる誰かと、一緒に場づくりしてみよう!
12:15 ランチ
13:00 午前のつづき
15:00 クロージングセッション
16:30 閉会

■藤本遼プロフィール
藤本 遼(ふじもと りょう)株式会社ここにある代表取締役/場を編む人
1990年4月生まれ。兵庫県尼崎市出身在住。
「株式会社ここにある」代表取締役。
「すべての人がわたしであることを楽しみ、まっとうしながら生きていくことができる社会」を目指し、
さまざまなプロジェクトを行う。
「余白のデザイン」と「あわい(関係性)の編集」がキーワード。
現在は、イベント・地域プロジェクトの企画運営や立ち上げ支援、
会議やワークショップの企画・ファシリテーション、
共創的な場づくり・まちづくりに関するコンサルティングや研修などを行う。
さまざまな主体とともに共創的に進めていくプロセスデザインが専門。
代表的なプロジェクトは、
「ミーツ・ザ・福祉」「カリー寺」「生き方見本市(生き博)」
「尼崎ぱーちー」「尼崎傾奇者(かぶきもの)集落」など。
『場づくりという冒険 いかしあうつながりを編み直す(グリーンズ出版)』著(2020年3月発売予定)。

■藤本遼さんからのメッセージ
みなさま、はじめまして。
兵庫県尼崎市を中心に、そこで暮らしている人とともに「場づくり」をしている藤本です。
一応「株式会社ここにある」という会社の代表をしているので、
生業として「場づくり」をしているということになります。

行政や企業、NPOなどともに協働するプロジェクトもあれば、
委託のプロジェクトとして「場づくり」を行うこともあります。
一方では、自分のやりたい気持ちや関心から「場づくり」を行うこともあります。
そうした観点から言うと
「プロデューサー的」「ファシリテーター(コミュニティデザイナー的」な性格と、
「プレイヤー的」な性格をプロジェクトや関係性に応じて使い分けたり、
混ぜたりしながら取り組んでいると言えます。

ただ、あくまでも「場づくり」は取り組みであって、
その背景には、ぼくなりの信念や問い、哲学のようなものがあります。
「すべての人がわたしであることを楽しみ、まっとうしながら生きられる社会」。

人は人によって傷つくこともある。
けれど反対に救われることもあるし、活かされることもある。
もし、そうであるならば、きっとできる限り「いかしあうことのできる関係性=場」をつくることができた方がよい。では、どうすればそうした関係性を編むことができるのだろうか。

ぼくがいつも大切にしている問いです。
そして、その根底には
「誰もが生まれながらにして輝くことのできる才能や可能性を宿している。
ただ、それは関係性によって開かれたり閉じられたりする」
という信念、生きるための哲学があります。

今回は、そのような考え方をベースに地域で取り組んできた
さまざまな事例やプロジェクトを共有したいと思います。
そして、そこからなにかを学び合ったり、つくり合ったりすることができればうれしく思います。

マーキーさんが書いてくれていました。
ワークショップや会議における「場づくり」に留まらないことを、
ぼくは、みなさんと考えたいと思います。
社会の中における「文化」をどう再構築していくのか。
価値や生産性が目指される社会において、
本当の意味でその人が活かされる状況とはいかなるものであるのか。
難しい問いにチャレンジしながら、
でもアウトプットはしなやかに。おもしろく。

「場づくり」の初心者の方、玄人の方、どなたでも参加歓迎。
みなさんとともに「場づくり」ができることを楽しみにしています。

■お申し込み
以下のフォームにご記入ください。
https://forms.gle/q72NrSHncHPbzjfR6

■主催
青木将幸ファシリテーター事務所

■共催
株式会社ここにある