――― Marky on the WEB
青木将幸ファシリテーター事務所

 

─────────────────────────────
淡路島で山伏修行をやってみよう!
淡路・諭鶴羽 山伏修行2018 ~「うけたもう」の3日間~  
@諭鶴羽山&沼島 2018.5.25-27
─────────────────────────────


2013年の夏、羽黒山で1週間ほど、山伏修行をさせて頂きました。
僕の人生のなかで、とても重要で、言葉には尽くせない、得がたい収穫がありました。

この味わいを、一人でも多くの方に感じていただきたい!と、
羽黒山伏の星野文紘さんをお招きして、淡路での山伏修行を企画させて頂きます。

淡路島の南東にある諭鶴羽山は、かつて修験道の聖地でした。
山頂にある諭鶴羽神社には「五大修験道地」として、
羽黒、熊野、英彦山、日光などとならんで、淡路を位置づけ、
各地からたくさんの修験者が集っていたとの記載があります。

2012年に、淡路島に引っ越してきた僕は、島の歴史を調べるうちにこのことを知り、
「淡路島での修験道を復活させ、
 もう一度、日本中から志のある人が集うような場として再興できたらすごいなぁ!」
と思ったものです。

修験道の修行は、どなたにもオススメできます。

とりわけ、、、

「自分の中の芯のようなものを確認したい人」

「自然とのつきあい方や、暮らしそのものを深く見直したい人」

「マンネリ化した日々から脱却し、何か新しい世界を開きたいと思っている人」

「何かをきっかけに、人生をやりなおしたい人」

「世間の評価や、自分のポジションをいったん忘れて無心になりたい人」

「悩み事にとらわれず、本質的に自由に生きていたい人」

「自分の感性や直感をもっと大事にしたい人」

「まわりの評価が気になったり、他人にかけられた言葉にさいなまれて、苦しんでいる人」

などには、とくにオススメです。
きっとよい機会になろうかと思います。

以下、僕なりに感じている山伏修行の魅力を書いてみました。

●余計な口をきかない

修験道の修行中は、基本的に「余計な口をきかない」ことになっています。
ただ黙って黙々と山を歩く時間に、いろいろなことを感じます。
山を歩いている途中も、お昼ご飯の時も、必要ない時は、 べちゃべちゃとしゃべらない。
自己紹介も、アイスブレイクも不要。
それぞれが静かに自分と向き合い、自然を感じます。

●質問もしない/教えない

修行中、ちょっと分からないことがあったとします。

ふだん、僕がやっているワークショップなどでは
「いつでも質問して下さい」と言っているのですが、山伏修行はその逆。
「あれこれ質問はしない」というのが基本。
「どうして、こんなことするのですか?」とか
「これはどういう意味があるんですか?」などといった質問はしないことになっています。
同時に、教える側も「あれこれ説明はしない」「先々の予定など示さない」
頭で理解するのではなく、各自の体で感じることを大切に。

●お返事は「うけたもう」

山伏のお返事は「うけたもう」
名前を呼ばれても、「うけたもう」
山に行くぞと言われても「うけたもう」
滝に打たれよと言われても、悪口を言われても、すべてを「うけたもう」で答えます。
自分にとっての善し悪しや、メリット・デメリットを判断せず、
一度、まわりから来る全てを「うけたもう」で、受けとってみると、どうなるのでしょうか?
ぜひご体感あれ。

●Don’t think

というわけで、だんだん頭で考えることが用を為さなくなってきます。
まさにブルース・リーが言った「Don’t think」の世界に入ります。
すると普段の日常でとらわれていた概念から、一歩離れたところで、
自分なりの発見が何かしら、きっとあるでしょう。
「修行」と聞くと、すごくマッチョで、タイトで、つらくて、
厳しい指導があるようなものをイメージする人もいるでしょうが、
僕の印象では、もっとシンプルで、ゆったりした時間もあって、柔らかいものです。



男女問わず、信仰の有無を問わず、国籍や思想を問わず、
自分の足で歩くことができる人は、どなたでも参加出来ますので、
この機会にぜひ、淡路島での山伏修行にご参集下さい。



■日時:2018年5月25日(金)13時 ー 5月27日(日)15時頃まで の2泊3日

■場所:諭鶴羽山・沼島

■アクセス:
公共交通機関をご利用の方は、
事務局よりお知らせする
11:10神戸三宮発:淡路島 福良バスターミナル行きの淡路交通バスにお乗り下さい。
バス停までお迎えに上がります。

自家用車の方は、別途お知らせする集合場所まで、各自でおいでください。

※お帰りのバスは、福良発14:50ー三宮着16:23を予定しています。
 https://www.awaji-kotsu.co.jp/

■参加費:55,000円(修行経費、宿泊経費、食費含む)

■定員:15名

■修行内容:
とそう行(山の気を感じ、自然と一体となり、峰から峰をめぐり歩く行)を中心に、
坐禅、勤行、禊ぎ、火渡りなどを随時、執りおこないます

■参加資格:
自分の足で歩くことができる成年男女であれば、どなたでも参加できます
未成年者の参加希望については、事務局にお問い合わせ下さい

■先達 星野文紘 - hoshino fumihiro -
[山伏]
1946年山形県羽黒山生まれ。
1971年東洋大学文学部を卒業後、
「大聖坊」十三代目を継承し、「秋の峰」に初入峰、山伏名「尚文」。
2007年出羽三山最高の修行「冬の峰百日行」の松聖を務める。
2008年より「松例祭」国分けの神事で山伏の最高位羽黒権現役である所司前を務める。
日本全国に足を運び、世の老若男女に山伏の存在意義と「山の思想」を伝え歩いている。
2017年、著書「感じるままに生きなさい 山伏の流儀」を発刊し、注目が集まっている。
https://www.facebook.com/daishobo

■先達補佐 三浦 雄大 - miura takehiro -
[農家/山伏]
1980年鶴岡市生まれ。仙台→フランス→チュニジア→東京→沖縄→北海道と12年をかけて旅をする。
2011年 帰郷。2012年 羽黒修験道「秋の峰」に入り山伏となる。(山伏名:光貴)
2017年岡山県美咲町に移住し、現在ぶどう農家の修行中。
淡路山伏修行で先達補佐をつとめ今年は5年目にあたる。

■先達補佐 青木将幸 - aoki masayuki -
[ファシリテーター/山伏]
1976年熊野生まれ。幼少時より「お坊さんか仙人になりたい」とあこがれを持つ。
92年地球サミットを契機に環境問題、NGO活動などに取り組む。
95年よりNPO向けのマネジメント・ワークショップの進行役を務め、
2013年、青木将幸ファシリテーター事務所を設立。
以来、年間100回を超えるペースで、様々な会議・話し合い・ワークショップ・研修の進行役をつとめている。
2013年、羽黒修験道「秋の峰」に入り、山伏となる。(山伏名:俊樹)
2014年より淡路島での山伏修業を企画し、事務局ならびに先達補佐をつとめる。


■お申し込みは、
awaji.yamabushi@gmail.com まで、以下の項目をご記入の上、
メールの件名を「山伏修行参加希望(あなたのお名前)」とお書き頂き、お送りください。
・お名前:
・性別:
・開催時の実年齢(保険加入用):
・携帯電話番号:
・メールアドレス:
・どちらの市町村からの参加ですか?:
・移動手段:自家用車 or 高速バスなど公共交通機関
・ふだん何をしている人ですか?:
・参加にあたって、一言:


■主催&お問い合わせ:淡路・諭鶴羽山 山伏修行 事務局 担当:青木