Marky on the WEB
青木将幸ファシリテーター事務所
更新: 23/08/26 Sat 3:41 pm

homeabout 本の紹介マーキー日記
会議進行のご依頼
講師依頼
  



2021年8月19日 20:00〜22:00
51話【森の日】
ゲスト:新井章吾 さん
テーマ:「森と海」
チケット購入はこちらから
※ 開催終了後も購入できます



みなさん、こんにちは。
ファシリテーターの青木マーキーです。

森の案内人:三浦豊さんといっしょに開催している
「森のサロン・森と〜」では毎月第3木曜日に
ゲストをお招きしてのスペシャル・トークを楽しんでいます。

8月19日(木)は、
海洋学者の新井章吾さんをお招きして
「森と海」をテーマにお届けします。

「森と海が、つながっている」という話は
聞いたことがある人もいるでしょう。

でも、具体的にどういう繋がり?と聞かれたとして、
僕は、あまり雄弁に語る言葉をもっていません。

海洋学者の新井さんは、
毎日のように海にもぐり、
海の生きものや海藻、
そして海底から湧いてくる湧水の研究をしています。

新井さんの研究によると、
海と森との関連は、きわめて密接とのこと。

森で育まれた水は、地下を通って、海底から湧き出すと、
そこには生きものが吸収しやすいアミノ酸や、
腐葉土由来の養分がたっぷり含まれているようです。

どうやら、海の生態系の豊かさは、
森からの栄養たっぷりの水と関連しているようです。

新井さん、曰く
 山の持つ保水力を、
 半世紀前のものに回復させることができれば、
 海の生態系が豊かになるだけでなく、
 近年増えている洪水被害なども減ってくるのでは?
とのこと。

加えて、新井さんは、
海藻を陸にあげて、
肥料として活用する方法も模索しています。
実はこれは50年ほど前までは、
あたりまえにとられてきた方法なのですが、
化学肥料の普及で廃れていった農法なんだそうです。

海藻を肥料として使うと、
収穫量が増えて、農作物の味もよくなり、
かつ、農薬を使わずに虫を避ける効能もあるそうで、
最近新井さんは、せっせと、
海藻を肥料として使う研究をなさっています。

海の中に海藻の森を作って、
そこから回収したものを陸にあげて、
豊かな収量をめざす。
かつ、森の手入れもして、
保水力をあげ、
美しい海をつくる。

そういった森と海、森と陸とのつながりを
日々つむいでいる新井さんのトークはとても軽妙です。
「あぁ、すべてが繋がっているんだ!」と
頷くことばかり。

当日は、
めくるめく「森と海」のつながりを味わいながら、
皆さんといっしょにその可能性を考えたいと思います。

とりあえず、僕の個人的な目標は
「森と海」のつながりを自分の言葉で説明できるようになること。

ぜひ皆さんも、ご一緒にどうぞ!





2021年8月15日 20:00〜22:00
46話【森の日】
ゲスト:今井航大朗 さん
テーマ:「森と死」
チケット購入はこちらから
※ 開催終了後も購入できます



みなさん、こんにちは。
ファシリテーターの青木マーキーです。

森の案内人:三浦豊さんといっしょに開催している
「森のサロン・森と〜」では毎月第3木曜日に
ゲストをお招きしてのスペシャル・トークを楽しんでいます。

7月15日の森の日は、
ゲストに今井 航大朗さんをお招きして
「森と死」をテーマに開催します。

今井さんとは、友人の西村佳哲さんの紹介で、
岩手県の遠野で知り合いました。
「クイーンズメドウ・カントリーハウス」という
馬とすごす宿泊施設で合宿した仲間です。
物静かで、丁寧な方だな、というのが第一印象。

そんな今井さんが、仲間たちと新しい法人を立ち上げました。
一般財団法人ハヤチネンダ。
この法人は「いのちを還す森」をつくっているとのこと。
人は皆、死ぬ。これは仕方がありません。
でも、
いのちが尽きるとき、その人のすべてが終わってしまうのか?
というと、そうでもない。
昔の日本人のなかには「人は死ぬと山に還る」と
考えた人もいたようです。

ハヤチネンダのウエブサイトに、こんな文言がありました。
https://hayachinenda.org

「一般財団ハヤチネンダは、寄付を受けて、遠野・附馬牛(つきもうし)に位置する小さな里山の森を託されています。私たちは、この森を「いのちを還す森」として、仲間を集い、心と身体を使って、必要な手を入れながらゆるやかに共有していきます。
そして、いつか私たちのいのちが尽きたとき、この森に還りたい。私たちは、遠野の民俗や風土に学び、それぞれのいのちの物語を紡ぎながら、森をめぐる里山や、そこにつらなる田畑、馬たちの行き交う風景を次の世代へと渡すためのしくみを模索していきます。」



この文章を目にしたとき、僕はびびっと感じるものがあって
「今井さん、ぜひ何か、ご一緒させてください」と声をかけました。
僕は子どものころから、人が死んだら、どこにいくんだろう?と
気になっていた少年だったのです。
人が、あらかじめ「自分が死んだら、この森に還るんだ」
そう思える場所があって、そこにお手入れをしに通えたら、
その人の終末観というのは、少し、変わってくるように思います。

ハヤチネンダには【ンダ部】という活動があって、
そこでは毎月ゲストを招いて「死」をテーマに、
意見交換が進んでいます。
こちらも、大変興味深く、
最近だと「アニメと漫画と映画と死生観」や
「いのちと暦」といったテーマで深掘りが進んでいます。

そんな活動をつくっている今井さんをゲストにお招きし
「森と死」について、
ディープに語り合う2時間になればと思います。

最近「老い」を感じる皆さんも、
まだまだ「死」には遠いよと思っている皆さんも、
どうぞご一緒くださればと、思います。

ーーー

今井 航大朗 / Koutaro Imai

大学卒業後、日本を伝える事業に関わるべく都内日系ホテルへ入社。
その後、父親が設立した企業を引き継ぐことを機に退社し、
事業継承に取り組む。
東京と岩手にある複数の企業経営や運営に関わりながら、
長期的で消費されない価値の構築を目指している。
2017年より、
岩手県遠野市にある馬と共に暮らす実験施設
クイーズメドウ・カントリーハウス」の運営に関わり、
2019年からは、
森をインターフェースに<いのち>について考える財団
ハヤチネンダ」を設立し活動中。
猫と馬が好き。

クイーズメドウ・メドウカントリーハウス
ハヤチネンダ




2021年6月17日 20:00〜22:00
42話【森の日】
ゲスト:友廣裕一 さん
テーマ:「森と商い」
チケット購入はこちらから
※ 開催終了後も購入できます



みなさん、こんにちは。
ファシリテーターの青木マーキーです。

森の案内人:三浦豊さんといっしょに開催している
「森のサロン・森と〜」では、
毎月1回、第3木曜日に
ゲストをお招きしてのスペシャル・トークを楽しんでいます。

6月の森の日は、ゲストに友廣裕一さんをお招きして
「森と商い」をテーマに開催します。

友廣さんは、東日本大震災後、
被災した宮城県・牡鹿半島のお母さんたちと
鹿の角を使ったアクセサリー
「OCICA(オシカ)」をつくったお方。
かくいう、うちのかみさん(青木京・森のサロン事務局)も、
このアクセサリーを購入して、大切にしています。
見ると、鹿の角を輪切りにして、丁寧に糸を巻いています。

公式WEBサイトをみると、
この糸は、漁網の補修糸だそうです。
http://www.ocica.jp/about.html

津波の被害を受けた地域の住民のみなさんにとっての、
日々の手仕事であり、
みんなが集まるコミュニティづくりにも一役買ったようです。

実は先日、このOCICAの事業が終わりになる、
というニュースを拝見しました。 https://greenz.jp/2019/05/22/ocica_finale/

この記事を読んだときに
「あぁ、この人は、本当に、
  関わっている地域の人々を大切にできる商売人なんだな」
と思いました。
ただ売り上げや利益を最大化するのではなく、
関わっている人の笑顔を最大化する商売人。

きけば、
三浦豊さんともつながりが深く、仲良しだそうです。

最近は、農家さんと日本酒を売る仕事や、
アオノリの養殖を通じて地域の食文化を守りつつも、
障害のある方や、
高齢の方もすこやかに働いて暮らせるモデルをつくれたら、
とトライしている様子。

三浦さんいわく
「友廣くんのやっていることこそ、本当の商いじゃないか」と。
僕も確かに、そう思います。

当日は「森と商い」をテーマに、
森でどんな事業展開を考えてゆけるか、
いっしょにワイワイ話し合ってみたいと思います。

ぜひ皆さんも、どうぞごいっしょに!

ーーー

○ 友廣 裕一/Yuichi Tomohiro
合同会社シーベジタブル 共同代表
一般社団法人つむぎや 代表
一般社団法人まちライブラリー 理事
コミュニティナース カンパニー ディレクター
農家がつくる日本酒プロジェクト 共同運営。

1984年大阪生まれ。大学卒業後、日本全国70以上の農山漁村を訪ねる旅「ムラアカリをゆく」へ。各地の暮らしに寄り添いながら、どのような人たちがどのような思いで生きているのかを学ばせてもらう。東日本大震災以降は、宮城県石巻市・牡鹿半島の漁家の女性たちとともに浜の弁当屋「ぼっぽら食堂」や、鹿の角を使ったアクセサリー「OCICA」などの事業を立ち上げる。 最近は「シーベジタブル」の人として、海の中の森を頻繁に訪ねつつ、海藻屋さんとして「商い」のことを考える日々。




2021年5月20日" 森と〜 " 38話【森の日】
ゲスト:前澤勝典さん
テーマ:「森と爬虫類」
チケット購入はこちらから
※ 開催終了後も購入できます



森の案内人:三浦豊さんと森を歩くと、
三浦さんの木々に対する愛情や視点を頂くことができ、
それ以来、森を見る目が変わった経験があります。
おそらく、一度でも三浦さんの森の案内を体験した方は、
同じ感覚の人がいるんじゃないでしょうか?

そんな三浦さんと一緒に展開している
森のサロン"森と〜(ほにゃらら)"では、
毎月第三木曜日の夜にゲストをお招きしたトークを楽しんでいます。

5月の森の日のテーマは、、なんと「森と爬虫類」です!
ゲストは、
爬虫類や両生類などにとても詳しいナチュラリストの
前澤勝典さんです! 

僕は何度か前澤さんと一緒に森を歩いたことがあります。
鼻歌まじりに森を歩いていると、、
いきなり前澤さんが崖の方に手をつっこんだことがあります。
「なにごと?」と皆がびっくりしていると、
数秒後、片手にヘビが!
そのとき一緒に10人ぐらいのメンバーで森を歩いていたのですが、
前澤さん以外の人には、
そのヘビを見いだせなかったのに、
前澤さんには「見えていた」のです。

この視点が、本当に凄いことだなぁと思います。

前澤さんは、自己紹介のときに
「ヘビ・カメ・カエルが得意です」と、
お話しくださったことがあります。
とくに爬虫類がお得意で、
森の整備をするワークキャンプでご一緒したときも
「こういうサイズの大きめに石を、ごろごろと積みあげると、
  よい爬虫類の住処になるんだよ」
と教えてくれました。
僕は、そういう目線で森を見ていなかったので、おどろきでした。

また、前澤さんはギターもお得意で、
おつれあいの前澤朱美さんといっしょに
「亀工房」というバンド活動もなさっています。
ギターとハンマーダルシマーが奏でる音楽は
独特の世界観を醸しだします。
亀工房のCDは我が家に何枚もあって、
どれもオススメです。

そうそう、なぜか、時を同じくして、
小学校6年生になる僕の息子の草太が、
「カナヘビを飼いたい」といい始めました。
我が家にも爬虫類と過ごす春がやってきています。
初めての体験なので、よくわからないことだらけだけど、
新しい視点を得るって、すごいことだなぁと痛感しています。

どうぞ、皆様、
めくるめく爬虫類の視点から、森を見る貴重な機会を、
お楽しみください!
きっと、両生類などの話にも広がってゆくと思います。





2021年4月15日" 森と〜 " 33話【森の日】
ゲスト:山本幹彦さん
テーマ:「森と算数」
チケット購入はこちらから
※ 開催終了後も購入できます



森の案内人・三浦豊がお届けする森のサロン「森と〜」、
第3木曜日は木が3つで「森の日」ということで、
毎回、異なる分野のゲストをお招きして、
めくるめく森の世界を探求しています。

森と音楽、森と木工、森と草、森と育つ場、
森とファシグラ、森と発酵、森と婚活…、と、
コレまでのテーマを見直すだけでも、
相当な広がりを見せています。

そして、4月の森の日のテーマは、
おそらく森と最も遠いような印象があるかもしれません。
そう「森と算数」がテーマです。

えええ、算数って森で出来るの?と思う方もいるでしょう。



この本の表紙を見たとき、僕もそう思いました。

遊びながら野外で学ぼう 野外で算数
実践ワークブック2才ー8才
(発行:合同会社ラーニングアウトドア 2018年)

これは、面白そうだな、と直感して、
発売されてすぐにこの本を入手して、読みふけりました。

すると、算数のような科目でも、
教室のなかで学ぶのではなく、
自然のなかで体験しながら学ぶ方法がある、とわかりました。

たとえば1mという長さを知る場合でも、
ただ紙の上や定規でそれを理解するだけではなく、
1mのひもをもって森にでかけて
「ちょうど幹周りが1mの木を探してみよう」とすることで、
子どもたちがあちこちの木々にだきつき、
体をもって1mを体験して、覚える、という具合です。

あるいは1分という時間を知るときも
「1分間で松ぼっくりをいくつ拾ってこれるかな?」とすることで、
自分の体感として、その時間感覚が身につきます。

子どもたちが自分の体を使い、森のなかで何かを学ぶことで、
頭だけではなく、体で覚え、知識の定着もよいようです。

この本は、もともと北欧の森の国、スウェーデンで発行されました。
今回は、この本を翻訳し、日本中で「森と算数」を広めている
山本幹彦さん(NPO法人当別エコロジカルコミュニティ)を
" 森と〜 " のゲストに招きします。

幹彦さんは、
このスウェーデンの「野外で算数」のプログラム以外にも、
数多くの世界的な環境教育プログラムを日本に紹介してきた方です。
僕自身、若いころに幹彦さんに指導して頂いた多くのプログラムが、
今も、深く、心に残っています


4月15日木曜日の夜20−22時は、
そんな山本幹彦さんと、森の案内人・三浦豊さん、
ファシリテーターの青木の3人で、
「森と算数」の可能性について、
めくるめくトークを楽しみたいと思います。

ぜひ、ご一緒下さい。


ーーー
○ 山本 幹彦 / Yamamoto Mikihiko
NPO法人 当別エコロジカルコミュニティー 代表理事。
1956年、京都府生まれ。
(財)京都ユースホステル協会勤務、環境教育事業部を創設。
そのころ、アメリカなど海外の環境教育を視察し、
日本の環境教育との交流を行う。
2000年に北海道へ移住、
2002年、当別エコロジカルコミュニティーを立ち上げる。
その活動を広げながら、現在は、
北海道教育大学札幌校、学習院女子大学で非常勤講師を勤めている。
著書に、
子どもが地球を愛するために(センス・オブ・ワンダーブック)Teaching Kids to Love the Earth』監訳(人文書院)、
ネイチャーセンター あなたのまちの自然を守り楽しむために The Nature Center Book』(人文書院)など。





2021年3月18日" 森と〜 " 29話【森の日】
ゲスト:五味愛美(ごみあいみ)さん
テーマ:「森と婚活」
チケット購入はこちらから
※ 開催終了後も購入できます



春が近づいていますね。
春と言えば、出会いの季節。
3月の三浦豊がお届けする森のサロン3月「森の日」では、
「森と婚活」をテーマにお届けします。
ゲストは、体験型婚活イベントコンサルタントで、
婚活de八ヶ岳推進委員会の中心メンバーでもある
五味愛美さん(通称:愛ちゃん)をお招きします。

え? 森で婚活するの?

はい、そうです。

婚活にも色々あるなか、
森や自然のなかで体験しながら婚活をすると、
とっても効果的らしいですよ。

これまでとはまた違った角度からの森の活用について、
たっぷり2時間、トークを楽しみたいと思います。

実際、婚活de八ヶ岳推進委員会のウエブサイトを拝見すると、
ナラの木を植えながら婚活をする「根活de婚活」とか、
森の涼やかな湧水地でバーベキュー婚活とか、
森を活かした婚活プログラムを精力的に展開されています。

なんでも、森や自然のなかでの体験を通じた婚活は、大人気。
通常のホテルやイベント会場などで行われている婚活と
どのように違うのか?について、
詳しくお話しを聞いてみたいと思います。

たしかに、森のなかにいると、
ふだん、街のなかや家のなかにいるのとちがって
「素の自分」を出せる人もいるかもしれません。
また、いっしょに森を歩いたり、薪を集めたり、
どんぐり拾ったりしながら男女の出会いがあるのも、
ステキな印象ですね。
お互いの興味があいそうな人と出会えるかも。

みなさん、
3月18日の夜20時から「森と婚活」をどうぞ、お楽しみに!





2021年3月17日" 森と〜 " 25話【森の日】
ゲスト:小倉ヒラクさん
テーマ:「森と発酵」
チケット購入はこちらから
※ 開催終了後も購入できます



発酵食品が好きだ。

みなさんこんにちは。
淡路島在住のファシリテーター・青木マーキーです。

コロナの前は、全国各地に出向く出張族でした。
そのころから続けている健康法で、
旅先で体調を崩さないように意識して
発酵食品を食べるようにしています。
ダントツに好きなのは納豆。
続いて味噌、ぬか漬け、キムチ、ヨーグルトなどなど。

我が家では時々「手前納豆」をつくります。
自宅で大豆を蒸して納豆菌をつけて増殖するのです。
買ってきた納豆より匂いも粘りも強い印象です。
豆の堅さを調整できるのも、うれしい。

最近、発酵デザイナーの小倉ヒラクさん著の
『おうちでかんたん こうじづくり』(農文協)
という本を買いました。
こちらの本はDVDもついていて、
歌って、踊りながら糀のことが学べます。
本のとおり、お米を蒸して、乾燥麹を加えて、
しばらく温かいところにおくと、
みるみる糀菌が増えてきて、
熱も出てきて、あら、びっくり。
2泊3日であっというまに手前糀ができあがって、
感動しました。
さっそく甘酒をつくったり、
塩糀をつくったりして、楽しんでいます。

そう、今回の森の日のゲストは、
今、注目の発酵デザイナーの小倉ヒラクさん!です。

「森と発酵」をテーマに、
めくるめく発酵の世界を、120分探求したいと思います。

糀菌をじーーーっと観察していると、
そこはもう風の谷のナウシカの腐海か、
小さな森のようにも見えます。
小倉ヒラクさんが、発酵の世界をどのように見ているのか、
そして森とのつながりをどう感じているのか、
今から興味津々です!




2021年1月21日" 森と〜 " 21話【森の日】
ゲスト: 志賀壮史さん
テーマ:「森とファシグラ」
チケット購入はこちらから
※ 開催終了後も購入できます



1月の森の日は、志賀壮史さんをお迎えします。
テーマは「森とファシグラ」

「ファシグラ」というのは、
ファシリテーション・グラフィックの略称で、
わいわい参加型で話し合う場面を「描く」ことで
支援する関わりのことです。

1月の会は、ゲストである志賀さんに、
ばんばん描いてもらいながら2時間をすごそう!と思います。

進行役の青木マーキーが志賀壮史さんと出会ったのは20年ほど前。
まさに、森林ボランティアのリーダー育成研修の場面で、
やおらマジックを持ち、
模造紙の前に立つヒゲの濃い男が登場。
みるみるウチに、皆の発言を書き、
意見の構造を図にまとめ、
その場の雰囲気が浮かび上がってくる情景に、僕は驚きました。

それ以来、青木は本当に大事なお仕事を進めるときは、
福岡から志賀壮史さんにご登場いただいて、
ファシグラをお願いする間柄です。

僕がもっとも信頼する書き手であると同時に、
森の世界にもとても詳しい男。

緊急事態宣言でステイホームのころ、
彼が所属するグリーンシティ福岡が
展開していたオンライン自然観察会は、
「オンラインでここまでできるんだ!」
というクオリティの高いもので、
たくさんの人たちを勇気づけるものでした。

http://www.greencity-f.org

僕自身、Zoomで展開される志賀さんたちの動きを見て
「オンラインで、いろいろ出来るから
 怖じ気づいている場合じゃないぞ」
と背中を押された思いです。ありがとう。

そんな志賀さんをお招きして、2時間どっぷり語り合います。
かつ、たっぷり描いてもらいます。
とくに、志賀さんは市民参加の森づくりの経験も長い方。
森と〜が目指している、
視聴者参加型の森と人との関わりづくりについて、
いっしょにワイワイ語らいたいと思います。




● 2020年12月17日 " 森と〜 " 16話【森の日】
ゲスト:本城慎之介 さん
テーマ:「森と育つ場」
チケット購入はこちらから
※ 開催終了後も購入できます



本城さんは、
皆さまもご存じの「楽天市場」を
三木谷さんと一緒に立ち上げたのち、
教育の分野に飛び込み、
軽井沢風越学園を立ち上げた方。
https://kazakoshi.ed.jp

そのあたりの経緯は、
このインタビューの記事 を見ていただくとして、
  " 森と〜 " では、
「森と育つ場」というテーマで、
じっくりお話しを伺おうと思います。

最近、僕は意識して森に入るようにしています。
森といっても、庭の延長の木立のようなところですが、
ちょいとハンモックをかけて、
焚き火をし、机やイスを出して
お茶をいれたり肉を焼いたりしています。
ちょうど今、薪をつくる季節なので、
木を切って、薪割りなども。

すると、オンライン仕事でなまった体が、
何かを思い出すように元気になってくるのです。

思えば、僕自身も、
林業を営んでいた父の後をついて、
週末はよく山にあがっていました。
杉や檜の人工林が多い地域ではありましたが、
しかしそれでも、いくつもの山の幸をみつけたり、
お気に入りの棒っきれを探して振り回したり、
山から一気に駆け下りてくる遊びをして育ったものです。
家のなかではぶつかりがちな兄弟とも、
森の中では
協力して新しい遊びをつくりだしては展開していたのも、
思い出されます。

人が育つとき、それが教室である必要があるのかな? 
教科書やパソコンやタブレットの前で学びすぎていないかな?
とちょっと、気になってもいます。

本城さんが、わざわざ軽井沢の森のなかを選んで学校をつくり、
最近は、毎週金曜日はミーティング等をいっさい入れず、
保護者といっしょに森づくりに汗を流しているのは、なぜ?
https://kazakoshi.ed.jp/kazenote/liv/14808/

というところも含めて、
「森と育つ場」で2時間みっちりお話しを伺おうと思います。
いつも感動するとお地蔵さんのようになってしまう
森の案内人・三浦豊さんと3人でお届けします。

三浦さんもきっと、お父様に山につれていかれて、
兄弟と森あそびをしながら育っていった原点があるんじゃないかな、
と想像しつつ。

森の機能って、
きれいな空気をつくってくれたり、
材木を供出してくれたり、
美しい景色を提供してくれたり、
生きものたちに住処をくれたりと、
いろいろあると思うのだけど、
ちゃんと「育つ場」として捉えられている人は
まだ多くはないんじゃないのかな?

そのあたりをじっくり深める夜の2時間です。





● 2020年11月19日 " 森と〜 " 12話【森の日】
ゲスト:かわしまようこ さん
テーマ:「森と草」
チケット購入はこちらから
※ 開催終了後も購入できます



かわしまさんは、
沖縄在住のアーティストであり、
自然療法家。
雑草リトリートというユニークな活動もされていて、
自然の中で人が暮らす最善の方法を模索している方。

*かわしまさんのFacebookの投稿がとても素敵です。
 ぜひお読みください。こちらから

僕は、
かわしまさんの著書『草と暮らす』を拝見しました。
これが、とってもステキ。

例えば
「草はじゃまと思えば雑草になりますが、可憐な表情にこころ動けば花となり、おいしさを生かせば野菜になり、智恵を身につければ心身の不調を整える薬草となります」

という一文に、
僕は、はっと、心を動かされました。

この文には続きがあって、

「ひとりの女性が、子どもからはお母さんと呼ばれ、会社では上司や部下となり、気のおけない仲間からは友人として親しまれるように、どんなふうに向き合うかで、草も役割や呼ばれ方は変わってきます。
花として向き合うときは、花の表情を見ながら楽しく摘みましょう。野菜として向き合うときは、やわらかくておいしそうなものを、薬草として向き合うときは、秘められたエネルギーを感じながら摘みます。どんなときも大切にしたいのが、素材となる草を”よく見る”ことです。」

と・・・。

あぁ、そういうことだ。
僕は草のことを、あまりよく見てこなかったんだなぁ、
と感じ入りました。

そのあと、ずっと本を読んで行くと、
「ごはんとして味わう」
「お茶にして飲む」
「飾ってたのしむ」
「酵素をつくる」など、
いろんなかかわり方を教えてくださいます。

森の案内人・三浦豊さんと、
オンラインサロン " 森と〜 " をやって行く流れで、
三浦さんのお話を聞くのを
とても楽しく伴走しているのですが、
三浦さんのお話しは「木」の話がメイン。
でも、どの「木」の足下にも、
実は「草」たちがたくさんいて、
「木と草」が一体となって
森ができているイメージが沸いてきました。

「木」をこよなく愛する人とともに
「草」をこよなく愛する人のお話をきく。
うん、これは楽しい時間になるぞ。

ぜひみなさんも、
身近な「草」をよく見るきっかけとして、
このトーク・イベントにご参加くださればと思います。

聞き手は、今回も、
オンライン・ファシリテーターの青木マーキーがつとめます。
森の案内人 三浦豊 さんと一緒に、
かわしまようこさんのお話しを聞いてみましょう。




● 2020年10月15日 " 森と〜 " 7話【森の日】
ゲスト:川合優(かわいまさる)さん
テーマ:「森と木工」
チケット購入はこちらから
※ 開催終了後も購入できます






● 2020年9月17日 " 森と〜 " 3話【森の日】
ゲスト:小巖仰(こいわこう)さん
テーマ:「森と音楽」
チケット購入はこちらから
※ 開催終了後も購入できます







青木将幸ファシリテーター事務所
青木将幸・青木京

お問い合わせやご相談は、
メールにてお気軽に。
(電話は取れない事が多いです)

〒656-0341兵庫県南あわじ市津井1787-1
office@aokiworks.net
TEL:090-6535-0248
FAX:0799-38-0209



Copyright © aoki facilitator office. all rights reserved